内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医試験の合格率

内分泌代謝

はじめに

内分泌専門医の資格は新しい専門医制度の開始に伴い、日本専門医機構が認定する内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医制度が始まりました。

専門医試験は2022年度から行われており、2022年度、2023年度の受験者数、合格率などが公表されています。

この記事では内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医試験の合格率について解説します。

内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医試験の合格率

新しい専門医制度で内科専門医研修を開始し、内分泌代謝・糖尿病内科領域専門試験を受験した医師の合格率は下記の表の通りになります。

2022年度2023年度
受検者135200
合格者134194
合格率99.3%97.0%

2022年度、2023年度と合格率は99.3%、97.0%であり高い合格率で推移しています。

出題問題数と正答率

2022年度、2023年度の分野別の出題問題数、正答率は下記でした。

2022年度2023年度
問題数正答率(%)問題数正答率(%)
間脳下垂体1084.21071.5
甲状腺1582.51580.5
副甲状腺853.2874.3
副腎1076.61081.0
性腺260.8286.3
糖尿病4579.34583.2
脂質異常症575.1585.3
肥満症574.3573.9
合計10073.310079.5

出題問題数は上記のようになっています。

分野別の正答率は多くの分野で70-90%と比較的高いものの、2022年度試験の副甲状腺、性腺の分野は正答率が低かったようです。

正答率が低い問題の傾向

日本内分泌学会の教育講演で、内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医試験において正答率が低く受験生が苦手としていると思われる領域についてのコメントがありました。

下記の領域には得点できるように重点的に学習しておくのが良さそうです。

・骨、カルシウム代謝、副甲状腺領域

・計算問題:FeCa(%)、%TRP、副腎静脈サンプリングの解釈

・遺伝性疾患の責任遺伝子名

・ステロイド代謝、先天性副腎過形成

・栄養関連問題、食品交換表に関する内容

まとめ

日本専門医機構が認定する内分泌代謝・糖尿病内科領域専門医試験は2022年度からの開始であり、情報が少ないものの合格率はかなり高いものと思われます。

内分泌代謝・糖尿病内科領域の満遍なく学習することが重要と思われますが、特に上記に挙げた領域は苦手な方は試験前に理解を深めておく必要がありそうです。

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