総合内科専門医試験の合格率 2024年度まで

専門医制度

総合内科専門医試験 合格率

 2018年度から新しい専門医制度が開始となり、2021年度に第1回内科専門医試験が行われました。内科専門医取得後には、次のステップとして総合内科専門医があります。 総合内科専門医の資格を取得するための総合内科専門医試験は新しい専門医制度が開始する前から行われており、2025年度で第53回となります。

 この記事では総合内科専門医試験の合格率について解説していきたいと思います。

過去の合格率データから見る傾向

日本内科学会が公表している過去の総合内科専門医試験の結果は以下の通りです。https://www.naika.or.jp/nintei/exam/shiken_kekka

実施年度受験者数合格者数合格率
第42回2014年度3,9432,69068.2%
第43回2015年度6,7874,25262.6%
第44回2016年度7,7314,38156.7%
第45回2017年度7,2834,36760.0%
第46回2018年度4,9363,55972.1%
第47回2019年度5,4283,55165.4%
第48回2020年度中止
第49回2021年度中止
第50回2022年度5,0623,63771.9%
第51回2023年度1,5271,33487.4%
第52回2024年度1,8871,68889.5%

なお第48回、第49回はCOVID19の影響もあり試験自体が中止となっています。

まず合格率は年度によって約50%台から80%台後半まで幅があることがわかります。第47回までの合格率は比較的低く、第50回以降の合格率は比較的高いように見えます。これは試験の難易度や出題傾向、受験者の属性などが年ごとに変動している可能性を示唆しています。

また2020年度と2021年度が新型コロナウイルス感染症の影響で試験が延期となっています。その後の2023年度(第51回)では87.4%、2024年度(第52回)は89.5%と、過去に例を見ない高い合格率を記録しています。これには新たな専攻医制度下での受験者層の変化や、試験内容・形式の調整なども影響しているかもしれません。

また受験者数にも変動があります。特に2015年度~2017年度は7,000人を超える受験者がありましたが、2018年度以降は5,000人前後で推移し直近の2023年度では1,527人と大きく減少しています。これは専攻医制度の移行や受験資格の変更などが影響していると考えられます。

おわりに

総合内科専門医試験は内科医としての幅広い知識と実践能力を証明する重要なステップです。過去の合格率のデータを参考にしつつも、目の前の学習に集中し自信を持って試験に臨めるよう準備していきましょう。

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