新しい専門医制度

専攻医

2018年4月より新しい専門医制度での研修が始まりました。
日本の医療制度には良い点も多くありますが、医療の高度化・複雑化、高齢化、患者のニーズの多様化などといった課題があります。

現代の医療では細分化され、高度な専門知識や技術が求められるようになっており、これに対応する形で様々で専門医制度ができました。
この専門医制度は高度な専門知識を持つ医師を育成することに成功してきましたが、専門性に特化する形で総合的な研修期間の不足、専門医の分野間連携の不十分さなどの課題も抱えていました。

こうした課題を解決するため2014年に専門医制度改革検討会が設置され、わかりやすく安心できる医療の提供するために、患者に対する医療サービスの安心・安全、標準的な医療の質、医療サービスの確保などを目的に新しい専門医制度が検討されるようになりました。

そして2018年に新しい専門医制度が始まりました。新しい専門医制度では研修制度や分野間の連携や専門医の役割の見直しなども進められています。

内科専攻医netでは専攻医の研修制度、専攻医にとって有益な情報を発信していきたいと考えております。研修医や専門医にとっても参考となる情報もあると思います。
著者は研修病院で内科系に所属しておりますので内科に関連した情報が多くなると思います。
少しでも皆さんの研修の役に立てばと思っております。

※記事は執筆時点での情報を記載しております。その後に記事の内容と現状が変わることがありますのでご了承ください。

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